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強化ガラス液晶保護フィルムについてまとめてみた

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2020.03.27
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液晶保護フィルムについてまとめ


執筆者:EC担当 MATSU


機種変更したらクリスタルアーマーで画面保護

クリスタルアーマー ラインアップ

 3月も終わりに近づき、もうすぐ新年度。このタイミングでスマートフォンの機種変更をされる方も多いのではないでしょうか。
 スマートフォンを買い換えたら、画面保護のためにガラスフィルムも新しいものを購入しますよね。弊社では多様なガラスフィルムをラインナップしていますが、どれを選んだらいいかわからないというお問い合わせを多くいただいていますので、それらの機能、性能を改めて整理し、どの機能がどんな方におすすめなのか、ご紹介していきたいと思います。

そもそも何でガラスフィルムか?

 今更ではありますが、ガラスフィルムの必要性について、改めてお伝えしたいと思います。
まず、何と言ってもスマートフォンの画面の傷、割れ防止ですね。
みなさんスマホを機種変更する時はほとんどの方が液晶保護フィルムを同時に購入、または事前にネットショップなどで購入しているのではないでしょうか。
 最近では新しいスマホを購入する際に、これまで使っていた機種を下取りに出す方も増えてきているようで、下取り額を高くするためにも、傷はつけたくないですよね。
 次に、保護以外で何かしらの機能を追加したい場合です。主な機能としてブルーライトカット、アンチグレア(反射防止)、覗き見防止があります。これらについては、後ほど詳しく説明したいと思います。

ガラスフィルムの特徴(樹脂製フィルムとの違い)

 そのガラスフィルムですが、いちばんの特徴はやはり傷がつきにくいことです。ガラスなので、どうしても落下やものをぶつけてしまった場合の衝撃には弱いのですが(近年はその弱点を補う工法も出てきています。これらについては後述します)、表面の傷のつきにくさは樹脂性の保護フィルムとは比べ物にならないレベルです。
 よく、硬度〇Hという数値を目にすると思います。これは鉛筆硬度と言って、JISで定められた硬さの規格です。樹脂製のフィルムは3〜4H程度、ガラスフィルムは9Hとなっています。
しかし、この◯Hという表現は厳密には塗膜の硬さへの評価方法となりますので、ガラスなどの無機質そのものの硬さを表すには不適です。
 当社では製品のパッケージ裏面にビッカース硬度という数値を記載しています。
ビッカース硬度の表記
 これは鉱物の硬さを示す数値で、一般的な強化ガラスで550HV、ゴリラガラスに代表される、アルミノシリケートガラスで650~700HV程度となっています。
樹脂性のフィルム(例えばPETなど)では20~30HV程度なので、ガラスフィルムの硬さがわかるのではないでしょうか。
ただ、ここで注意していただきたいのが、世の中にはこれらのガラスフィルムより硬いものが存在しているということです。
例えば石英はビッカース硬度が1100HVとなっています。石英は自然界でも砂つぶに混ざっていたりしますので、知らず知らずのうちに傷が付いていた・・・ということも起こり得ます。
iPhoneを始め、現在販売されているスマートフォンの画面もガラス製ですので、しっかり守れるガラスフィルムを選びたいですよね。

ガラスフィルムの種類

 

 前置きが長くなりましたが、当社でラインアップしているガラスフィルム、クリスタルアーマーシリーズの機能について、まとめていきたいと思います。

定番 0.33mm

iPhone 11Pro / XS / X 強化ガラス 液晶保護 抗菌 耐衝撃 0.33mm

 まずは定番の0.33mmガラス。
発売以来、各機種用でベストセラーとなっているガラスフィルムです。こちらはソーダライムガラス(いわゆる青板ガラス)を化学強化した製品で、ビッカース硬度は550HV。近年のモデルには、後述する抗菌機能が標準仕様となっています。
 また、ダブル強化といって、従来の化学強化の前に、ガラス表面の目に見えない細かな加工傷を取り除く工程を追加し、以前よりも割れにくくなっています。
今まで樹脂製保護フィルムだったけど、ガラスフィルムに変えてみようかな、という方は、まずはこのタイプをお試しください。

超薄 0.15mm

iPhone 11Pro / XS / X 強化ガラス 液晶保護 抗菌 耐衝撃 0.15mm

 こちらもベストセラー。
アルミノシリケートガラス(680HV)を使用した、シリーズ最薄の0.15mmタイプです。その特徴はいたって明確。とにかく薄いことです。ガラスフィルムはその厚みのために、タッチパネルの感度を低下させてしまうという欠点があります。普段指で操作する分には大きな影響はないのですが、タッチペンを使用すると、この厚みの影響というのを実感すると思います。しかし、0.15mmという薄さのため、その影響を極限まで抑えることができます。普段タッチペンを使用される方はこちらのタイプがオススメです。
某パズルゲームユーザーのみなさんに人気の商品です。

ブルーライトカット

iPhone 11Pro / XS / X 強化ガラス 液晶保護 抗菌 耐衝撃 ブルーライトカット 0.33mm

 長時間スマホを操作する機会の多い方にオススメのブルーライトカットモデル。
当社の製品はブルーライト(380~500nm)を約35%カットします。
紫外線に近い波長のブルーライトはエネルギーが大きく、その分目にかかる負担も大きくなります。  また、波長が短いため、空気中のチリやホコリにぶつかって散乱しやすく、まぶしさやチラつきの原因となります。
ブルーライトをカットするためのフィルターがやや青みがかっているため、製品自体が青く見えますが、スマートフォンに貼って使用するとその青さはほとんど気になりません。
私も最近スマホ老眼?のため、このタイプの製品を使用しています。

アンチグレア

iPhone 11Pro / XS / X 強化ガラス 液晶保護 抗菌 耐衝撃 アンチグレアブルーライトカット 0.28mm

 アンチグレアはガラス表面をエッチング加工により、凹凸をつけたガラスフィルムです。
この加工のために、ガラス表面の光が乱反射し、ガラス面への写り込みを抑えます。また、表面に細かな凹凸があるため、操作時に指との設置面積が小さくなることで摩擦力が小さくなり、サラサラとした触感で快適な操作性が体感できます。  当社のアンチグレア製品には全てブルーライトカット機能がついているため、目にも優しく、長時間ゲームをする方に人気のタイプです。

覗き見防止

iPhone 11Pro / XS / X 強化ガラス 液晶保護 3D 耐衝撃 覗き見防止 0.33mm

 左右方向からの覗き込みを防止します。毎日の通勤や通学に電車やバスなど公共交通機関をご利用になる方にオススメです。

3D形状

iPhone 11Pro 3D 耐衝撃

 iPhoneの端末形状に沿って、ガラスフィルム外周部が3D形状となっています。
旧タイプのフルフラットタイプはエッジの部分がiPhoneから浮いた状態となり、結果エッジ部が割れ、欠けしやすいといったデメリットがありました。
 3Dタイプではそのエッジ部に樹脂製のフレームをつけることで、iPhoneの形状にぴったりとフィットします。
注意点として、一部のケースでは干渉してしまうため、併用ができないということです。ご購入の際は、ご使用のケースと併用可能かご確認ください。

DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング

DLCコーティング

 一昨年から販売を始めた、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングモデルは、傷に対し非常に強いのが特徴です。
 まず、ダイヤモンドライクカーボンがどういったものかお話ししたいと思います。
その名の通り、ダイヤモンドと炭素の中間的な性質を持つ物質です。ダイヤモンドはみなさんご存知の通り、地球上で最も硬い物質(ビッカース硬度 7000HV)ですね。
当社のDLCコーティングはビッカース硬度 2000~3000HVと、ダイヤモンドには及びませんが、それでも一般的な強化ガラスの5倍近い数字です。 参考までに、ルビー・サファイアのビッカース硬度が2100HVです。
 このダイヤモンドライクカーボンをガラス表面上に超薄膜でコーティングしたものが、DLCコーティングタイプのガラスフィルムになります。
現在はアンチグレアを除く、3Dタイプのガラスフィルム全てにこのDLCコーティングが施されています。

抗菌

抗菌

 クリスタルアーマーの抗菌ガラスフィルムシリーズは、日本で初めて一般社団法人 抗菌技術協議会(SIAA)の基準をクリアした、抗菌機能付きスマートフォン用強化ガラス液晶保護フィルムです
その特徴は何と言っても、半永久的に持続する抗菌効果です。ガラス内部に抗菌性の高い、銀イオン(Ag+)を内包させることで、長期間抗菌効果が持続します。製品の表面に抗菌性の膜をコーティングしたものは、コーティングの劣化、摩耗とともに抗菌効果が低下するのに対し、当社の製品はガラスそのものが抗菌機能を有しているため、そういったデメリットがありません。
抗菌については過去のブログでも詳しくご紹介していますので、合わせてご確認ください。

関連ブログ
iPhoneの画面を清潔に保つには
感染症予防に液晶保護フィルム?

ガラスフィルムのメンテナンス

強化ガラスフィルムメンテナンスキット Fusso Pro 4

 当社のガラスフィルムには全てフッ素コーティング(Fusso™)が施されているため、指紋などの汚れがつきにくく、拭き取り易い上、操作時の指の滑り性が高くなっています。
しかし、このフッ素コーティングは日々使用することで劣化していきます。
そんな時はFussoシリーズでメンテナンスをオススメします。
ガラスの割れや欠けの修復はできませんが、ガラス表面のフッ素コーティングが復活し、新品時同等の性能を発揮します。

関連ブログ
液晶保護ガラスフィルムのメンテナンス
フッ素コーティングの耐久性

まとめ

 いかがでしたでしょうか?
定番のものから、まだあまり認知されていないDLCコーティングなど、付加機能付きのガラスフィルムを一通りご紹介しました。
これから機種変更を控えている方も、そうでない方も、液晶保護フィルム購入の際の参考になれば幸いです。 気になる製品があった方はぜひ、アピロスオフィシャルショップをチェックしてみてください。

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