今回は先日発売になったばかりの新商品i‘s Deco™(アイズデコ)の誕生のきっかけについて2週にわたりご紹介したいと思います。
まだ発売になったばかりのため、知らない方もいらっしゃると思いますが、一言で言うと、「アイデア商品」です。
前回のブログでも紹介しましたが、このi‘s Deco™は、アクリル製の極薄プレートに印刷が施され、裏面に粘着シートが付いたシンプルな商品です。
そして、「タピオカメラ」などと言われているiPhone11シリーズ(iPhone 11 / 11Pro / 11Pro Max)の大きく目立つカメラ周りに貼ることでiPhone自体をデコレーションし、ケースのデザイン性を損なわずにコーディネートを楽しめるという新しい発想がまさに「アイデア商品」と言われる理由だと思います。
では、このアイデア商品が誕生したきっかけはどうだったかというと、実は企画会議からではなくちょっとした雑談から生まれたものでした。
iPhone11シリーズが発売してまもなく、次の新商品を検討している時に、当初の予想よりもiPhone11シリーズが売れているというのを聞きました。
発売前はネット上での評判はあまり良くなく、2020年のiPhoneまで待った方がいいとまで言われていましたが、実際発表されてからの評判は良く、予想以上の動きがあったそうです。
それでもこのカメラ部分は大きく目立つので、女性を中心に懸念される方も多いだろうなと思っていたため、それであればこの部分を可愛く見せてSNS映えすればきっと使ってくれる人が増えるはずと考えました。
では、どうすれば可愛くて且つSNS映えするか...。
このカメラに柄の付いたシールか何かを貼れば可愛くなるのではと思い、その場でパソコンを開いて思いつくまま様々な柄のデザインを簡易的に作ってみました。
デザイン自体はまだまだでしたが、試しに紙に印刷しカメラ部分にあててみたら、タピオカみたいなカメラが目立たなくなり、逆にこのデザインが目立ち、映えていました。
こうしてこのアイデアをもとに企画会議で具体的な話をしてi‘s Decoは誕生しましたが、それでも製品化まではいくつかの課題が残っていました。
実際にどんな課題があり、その後どのように商品化できたかは、また次回のブログにてご紹介させていただきます。