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フッ素コーティングの耐久性

ブログ
2019.07.16
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フッ素コーティングはどれくらいもつのか?




執筆者:エンジニア SHU

皆さんの使っているガラスフィルムのコーティング、どのくらい持ちますか?

最近では100円ショップで販売されているものもあり、比較的安価にガラスフィルムを購入できるようになりましたよね。 ガラスはどれも強化ガラスを使用していて、コストパフォーマンスの良い製品も多いと思います。

ですが、ガラス表面のフッ素コーティングの性能についてはどうでしょうか?
買った時から指紋が目立ちやすかったり、使い始めて数日で目立つようになってきた、
滑りが悪い、
という経験はないでしょうか?

今回は弊社の強化ガラス液晶保護フィルム、クリスタルアーマーシリーズのフッ素コーティングの耐久性について、ご紹介したいと思います。

なお、弊社のフッ素コーティングはFussoという名称で販売中です。 以下弊社のコーティングを示す場合、Fussoと表記します。

Fussoの耐久性

上のグラフは、最近社内で実施した、自社製品のフッ素コーティングの耐久性をグラフ化したものです。
接触角などワード、具体的な評価方法は前回のブログでご紹介していますので、そちらをご確認ください。

関連ブログ:液晶保護ガラスのメンテナンス

なにやら気になる言葉がありますね。
青いグラフがすごすぎて、他の2種類が著しく劣っているように見えるかもしれません。 しかし、工業用のフッ素コーティングの評価では3000回100°以上というのが一つの基準となっています。 弊社の製品はいずれもこの基準をクリアしています。昨年販売を開始した、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング付きの3D耐衝撃シリーズでは3倍の9000回時で、100°以上を維持しています。
青いグラフはさらにその倍!18000回時で100°以上を維持しています。 一体どんな製品なんでしょうか。気になる方は FacebookTwitter、そして当サイトのブログで今後の新着情報をチェックしてみてください。

クリスタルアーマーシリーズには弊社が創業時から培ってきたFussoコーティング技術が採用されています。弊社のこだわりがわかっていただけるのではないでしょうか。

スチールウールで3000回、9000回擦っても取れないFussoシリーズですが、ひとつだけ弱点があります。 それは紫外線です。前回のブログで、Fussoシリーズはガラスと化学結合するとお話ししましたが、この化学結合は紫外線で徐々に結合が解かれていきます。 厳しい夏の日差しももちろんですが、蛍光灯の明かりにも紫外線は含まれています。 スマートフォンを操作することでもFussoコーティングは徐々に落ちていきますが、 紫外線にはくれぐれもご注意ください。

そして、指紋が目立つようになった時は、ぜひFussoシリーズをお試しください。 買った時のスベスベの画面が蘇りますよ。

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