今回は、クラウドファンディングサイトMakuakeで現在展開しているビジネスリュック【XGO.BizBackPack】が出荷前にどういった手順で検品しているかをご紹介したいと思います。
そもそも製品の検品をするには必ず「仕様書」と呼ばれる書類が必要になります。
仕様書は、その製品の素材やサイズ、細かい注意点などが記載されたいわゆる設計図のようなもので、これをしっかりと確認したうえで量産作業に入ります。
そして完成した製品は、再度仕様書を事前に確認して問題がなければ、はじめて検品作業に進めることになります。
では実際に検品の手順やどんな点を確認しているのかご紹介します。
1.生地(X-PAC)の柄の向きの確認 2.柄の歪み・型くずれの有無・ペンの跡が無いかの確認 3.リュック表面のキズ・汚れ・色むら・縫製などの確認 4.表面に付けているアウターネーム(ブランドタグ)などのパーツの向きと記載内容の確認 5.リュック背面部分にあるエアメッシュの傷やへこみの確認 6.金具などのパーツ類のキズ確認とホックの開け閉め具合の確認 7. 外観の縫い合わせ部分の確認と縫い目の飛びが無いかの確認
1.ファスナーの折れと傷などの確認 2.ファスナー機能が問題ないか確認(すべてのファスナーを素早く連続して3回ほど開閉を行い確認)
1.ハンドル(持ち手)、ショルダーパッド付け根部分の縫製、補強材の確認 (ハンドル部分を持って、上下左右に何度も引っ張って確認)
1.縫製のほつれ、汚れ、プリントのかすれなどの確認 2.全てのポケットに手を入れて強く押して強度の確認 ※この時に全体的な触診検品を行い異物の混入が無いかの確認 3.付属品のエコバッグの有無とたたみ方が間違えないか、外観不良がないかなどの確認 4.製品出荷の際の同梱品(乾燥剤やエアーバッグなど)の最終確認
そしてこの検品が完了したら終わりというわけではありません。
最後に皆さんの手元に届く際に安心して使っていただけるように全ての商品をX線の機械にかけて、縫製の際の縫い針などの危険物が生地の内側やポケットの中に混入していないかを検査します。
今回は製品が完成して出荷するまでにどんな検品作業を行なっているかを少しだけご紹介しました。
皆さんに満足してもらうために、これからも日々厳しい検品と商品管理を行なっていきたいと思いますので、ぜひクラウドファンディングの応援よろしくお願いします!